大学よりも看護学校がお勧め

 この春から高校3年生。進路を決める時期です。大学が増え、少子化が進んだため、約半数の学生が大学に進学します。

 しかし、はっきりと目標があって、大学を選んでいる方はごく一部です。さらに勉強が苦手であっても、定員割れの大学が続出しているため、簡単に大学に入学できます。いわゆるFランの大学です。

 Fランの大学に入っても、学費は1000万円近くかかり、そして就職も苦労します。高校卒業のほうがまだ就職はしやすい状況です。

 自分のこれからの人生に不安を持っている方、そして、親に負担をかけたくないと思っている方、看護師として、社会に貢献して、そして自立できる道を選択してはいかがでしょうか?

 勉強が苦手でも、看護学校・准看護学校合格は難しくありません。

看護大学よりも看護専門学校

 高校でも成績が良い方は、看護大学を目指しても看護専門学校を目指してもどちらでも大丈夫です。

 問題は勉強が苦手なタイプの方です。

 成績が悪くても、レベルの低い看護大学なら入学できます。

 しかし、レベルの低い看護大学に行くなら看護専門学校に行くべきです。

 

看護大学を勧めない理由

①学費が高い

  最低700万円は覚悟してください。

②退学者が多い

  学生のレベルが低いため、勉強をせずに遊びに夢中になる学生が

  多い。

③教員の質が低い

  看護大学ができすぎたため、教員を確保できていない大学があ

  る。

  


高校から看護学校に進学するメリット

①合格しやすい

  社会人よりも有利に扱ってもらえる

②経済的負担が少ない

  学費が安い(100万円~300万円)

  国や学校からの奨学金だけでなく、病院奨学金等もある

③早く資格を取れる

④確実に就職できる

⑤社会からの評価も高い