外国人の看護学校受験

 おはようございます。大阪は雨模様です。

 4月開講に受けてのガイダンスを行っています。昨年からお問い合わせで、外国人の方が増えています。中国・ミャンマー・ベトナムといった国の方たちです。

 今までも外国人の方は、鈴木アカデミーに来られています。そして中国人の方が2名が准看護学校に合格し、一人の方は、すでに日本の病院で看護師として働いています。

 外国の方が受験をするにあたっては、やはりハンディがあります。それは国語です。日本で生まれ育ち、日本の学校にかよっちた方なら問題はないのですが、大半の方は、大人になってから日本に来ています。母国で看護師として働いていたけれど、日本に来たので、日本でも看護師として働きたいと思っている方が多いです。しかし日本では、日本の学校で資格を取得しなければならず、母国での資格は生かせません。

 そのため、もう一度看護学校・准看護学校に合格しなければならないのです。

 今まで来られた中国人の方たちは、とても優秀でした。数学に関しては、文句なく、合格点をとれます。しかし、国語が難しいのです。想像してみてください。私たちが大人になってから、海外に行って、その国の言葉でその国の国語を受験するというのは、日常会話とは違います。長文読解になってくると、相当苦しいです。

 でも彼女たちは必死に勉強に取り組んでくれます。日本人以上に勉強されます。その姿を見ていると、何とかして合格させてあげたいと思います。

 母国で看護師の資格を取得している方に関しては、通常の入試ではなく、違った形での研修制度等で看護師資格を与えることはできないのでしょうか?

 日本で看護師として働いていた方が、海外に行ってやはり看護師として働きたいと思ったとき、やはり同じような問題にぶつかるのですから。

 

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