看護師になるのが怖い!

 大阪では緊急事態宣言が出されました。

 医療の現場は、大変な状況です。

 医療従事者とりわけ看護師不足が深刻です。

 新型コロナ感染のリスクが高いと思われ、離職者がかなり出ています。

 それでなくても看護師不足なのに、離職者も多いと、医療崩壊が現実のものになりつつあります。

 今現場で働いている看護師さんは、心身とも疲れ果てていると思います。

 

 一方で、社会人から看護師を目指す方も昨年から激減しています。

 やはり感染を警戒しているからだと思われます。

 特に家族のいる方、お子さんがいる、高齢者と同居しているといった事情のある方は、今看護学校を受験することをためらっていると思います。

 受験生が大幅に減っているため、看護学校・准看護学校も苦慮しています。

 学校の存続にかかわるからです。

 さらに受験生が減ると質の高い学生を確保することが難しくなり、ひいては、質の高い看護師を供給することも難しくなってきます。

 

 逆に言うと、今年受験される方は、入試のハードルは低くなると思われます。

 

 今年受験して来年度から看護学生になっても、コロナ感染のリスクは低くなっていると思います。

 病院実習は来年秋以降と思われますが、そのころにはワクチンもいきわたっていると思われるからです。

 万が一、コロナがまだ収まっていなかったとしても、その時は病院側が実習を拒否すると思います。

 今年卒業の方たちは、かなりの方が実習を経験していません。

 

 さらに実際に医療機関で働き始めるのは、3年以上先になります。

 

 看護師を目指している方、怖がらずに受験してください。

 今年はチャンスです!

 

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