「遠回りに見えて近道」

ケアマネ試験は“基本テキスト”で合格できる！

ケアマネ試験の勉強を始めようと思ったとき、「どのテキストを使えばいいの？」と迷った経験はありませんか？書店には要点がまとまった市販テキストがたくさん並んでいて、つい手を出したくなるものです。

でも私がおすすめするのは、たったひとつ。

👉 「介護支援専門員基本テキスト」（長寿社会開発センター）

分厚くてとっつきにくいと思われがちですが、実はこのテキストこそが一番信頼できる教材です。というのも、ケアマネ試験の問題はこの基本テキストの内容をベースに作られているからです。

一方、市販のテキストは「基本テキストの要約版」であることが多く、内容が簡略されすぎてかえってわかりづらいことがあります。背景が見えないまま暗記しようとすると、「理解したつもり」で止まってしまう可能性もあります。

「でも基本テキストって2冊組で分厚すぎるのでは…？」と思う方もいるかもしれません。実は、合格に必要な内容は上巻の190ページほど。ここにケアマネ試験の核となる「介護支援分野」の基本が詰まっているのです。全部読もうとしなくていい、読むべき部分を絞ればむしろ効率的です。

ケアマネ試験は6割で合格できる試験ですが、単なる暗記だけでは対応できません。微妙な言い回しや制度の背景を理解しているかどうかが問われます。基本テキストで“理解”の力を養えば、応用力や判断力がついて、過去問にも強くなります。

市販テキストを何冊も試すより、最初から「本物の教材」を使いこなす方が、結果的には早くゴールにたどり着けます。

遠回りに見えて、実は近道。
ケアマネ試験の勉強には、基本テキストという“王道”を選んでみてください。